2011年7月26日火曜日

昨日1日ホットスポットの下で温まっていたヘビ君ですが、今朝早くから脱皮を始めました。前回の脱皮は今月の初めだったので、いつも(2つきに一度くらい)の脱皮のペースと比べるととても早かったと思います。季節的に暖かい日々が続いていたし、餌もかなりよく食べていたからかも知れません。さらに数週間前にはケージの戸に鼻先をはさんでしまい、そこが4ミリほどの傷・カサブタになっていたので、自分で体を舐めたり繕ったりすることのない蛇の場合こういう外傷がトリガーになって脱皮を促すということもあるのかな?と思っています。この傷は意外と深かったようでカサブタが新しい皮膚に食い込んでおり、朝に始めた脱皮を長いことてこずっていてちょっと気の毒でした。夕方まで続いたら手伝おうと思っていましたが、正午ごろ見たらばらばらになった脱皮殻の上でくたびれ顔をしていました。

 しかもカサブタの残りがまだ傷の周りに多少くっついている。蛇の脱皮は見てておもしろいことですが、やはり一仕事なのには間違いないようです。脱皮殻はお古の服のようなかんじがして愛着が沸き、毎回なんとなく保存していましたが今回のはちぎれすぎててムリそうです。

2011年7月10日日曜日


 管理人はヘビを繁殖させるということに取り立てて興味がわかず、非生産的でよくないなーと思っているのですが、「餌やり」というのにあまり面白みを見出せないのが原因かもしれないと最近思っています。できれば、あるていど自然な環境とスペースと温度と個体密度で飼い、蛇が食べたいときに食べ、気が向いたら交尾してそのうちケージのどこかから子供がわいてくりゃあおもしろいな、程度に思っています。その点でガータースネークなどはまさに代表的というか簡単・かつ楽しくていいですね。(でもあの小さな子蛇の世話とか思い出しただけで気が滅入るなあ。)

 なので個体をちょろっと身じろぎできるかな程度の小さなコンテナに入れて、チェーンフィーディングと称して必要以上に餌を詰め込み、機械的に生育して個体が有る程度の体重を示したら繁殖させるという、ボールパイソンなどに見られる完全なサイクル飼育などを見ると、ニワトリかなにかを育てているみたいで「つまらないな」と思います。そうした結果不自然に大きくされたヘビなども、なんか気の毒に思える時がありますね。