2012年6月27日水曜日

 更新:「旅行記」にPA州でのエキスポの様子をアップしました。



小さいほうのロンギコウダ(らしき蛇)がうちに来てからだいたい10ヶ月が経過しました。ふにゃふにゃのヒモ期をなんとか脱して色模様も少し蛇らしくなってきた。哺乳類でいう、いわゆる「かわいい盛り」というやつですね。頭部に厚みがでてエラが張ってきたのですが、メスはこんなもんなのかな?ロンギコウダとインペレーターのミックスなんじゃないのかとか良からぬ妄想は尽きないのですが、とりあえず健康には育っているようです。健康がいちばん。子供なので餌はほぼ食べるだけ与えていますがかなりよく食べます。

2012年6月24日日曜日

 最後のピンタゾウガメが死んでしまったというニュースを見ました。飼育員の人の話によると、朝見たときはいつもと全く違う様子はなかったそうですが、暫くしてまた見てみたところ死んでいたらしい。一ヶ月ほど前に撮られたビデオを見たら、若干浮腫んでいるようにも見えたので、どこか内臓に問題があったのかも知れないですね。子孫を残さないまま地球上から消え去ってしまったことはとても残念でした。実際は毎日こうしている間にもどこかで何らかの生き物が絶滅しているというのが現状だろうと思うけど、ことガラパゴスゾウガメのように、人間の侵略さえなければそこで悠久に生き続けていったであろう動物が絶滅してしまうということは100%我々人間の落ち度であり、とても象徴的なことのように思える。最近丁度アル・ゴア元副大統領の地球温暖化に関するドキュメンタリーを見ていたりしたので特にそう感じた。フィルムのなかで地球環境について「これから『結果』の時代が始まる」と述べられていたけど、自分達は(文化的にも、環境保全の観点からも)過去ほんの200年の間に人類の文明が飛躍的に進歩したことへのツケを支払うという、この重い頚木を背負っていかねばならない世代なのだと思う。



 ところで(写真上)うちに変なボアコンストリクターが来ました。この蛇は自分の持ち物ではなく、同居人が出かけた先の即売会でなぜか大変気に入って、ペットとして購入したものです。男性用の弁当箱におさまりそうなくらい小さな小さなオスですがブリーダーさんによるとこれでもう性的には成熟しているらしい。体色はなんというか「ヤシガラ色」で、ソバカスだらけだし、ほっぺはピンク色だし、顔もなんかアヒルみたいで変な奴です。同居人曰く購入の決め手はこの色とサイズと「大らかな性格」らしい。確かに健康チェックのために口を開けても怒りもしなければ抵抗もしない様子には呆気にとられた。

2012年6月2日土曜日

 更新:「旅行記」にバルティモアのエキスポの様子をアップしました。

 最近、ディスパートゲオアガマとオビトゲオアガマの人為的な交雑と選択交配をしている人が居ると知り、写真を見てそのカッコよさに感動しているところです。ウクライナのテラリウムセンターに居た時、そこのおじさんが「カメレオンとアガマは熱い!なぜならこれらの動物の全貌について、誰も何も分かってないから」と力説していた意味がだんだん分かって来た気がする。アガマと言ってもユーロマスティクスだけではなく、ホカケ、カロテス、モリドラゴンなどを含むこの大きな属がアジアとか中東など訳のわからない島とか・極めて政情不安定な国の辺鄙な砂漠などに生息している訳だから、すごいミステリーだ。