先日うちに来たカラフルでおもしろい寝相のニシキガメについて。
野生のカメの回復力はすごくて、口内の傷ももうほとんど癒えていたこのカメ。ついうっかり「マック」という名前まで付けてしまい、このままでは情も移るだろうしヤバいなーと思っていたこの2週間でしたが、今朝湖まで連れて行って放してきました。泳ぎ去る所をカメラに収めようとモタモタしている間にあっという間に見えなくなってしまったので、写真はきのうの朝水換えをしてやった時に撮った、上のが最後となりました。空き家になったコンテナがちょっと寂しい。
しかし一歩離れて見てみればこれだけ遊泳力のあるカメなので、横幅80センチ程度の容器ではどう考えても狭すぎて、見ているこっちも気づまりだったからこれでサッパリした。外で自由に生きてきた生き物をケージや檻に入れる場合、その内容をたとえどんなにがんばって整えた所で、彼ら本来の暮らしぶりとは似ても似つかないようなものになってしまうことが多い。好きで、いつまでも眺めていたいカメを同時にいじめることにもなってしまうのだ。水ガメ好きには結構よくあるジレンマかもしれないけれど、バランスをとるのが難しいと感じる。その点、ヘビは多少小さ目のケージに入れていてもそれほど気の毒と思わないのが不思議だ。ともあれニシキガメに関しては飼うととても楽しい事が今回分かったので、いつか運よく子亀でも見つけられたら長期飼育に挑戦してみたい(今のところ、季節的に見かけるのはカミツキガメの子亀ばかりだけど)。
秋に向かって短くなりつつある一日を無駄にするまいと、夕方またせっせと雑魚釣りにせいを出していたら今度はニオイガメが釣れた。このカメには殆どダメージがなかったのでそのまま逃がしたけれども、湖の神様は最近やけに気前が良いようだ。この調子でいくとマック2号がひっかからないとも限らないので照明一式やコンテナは仕舞わずにしばらく庭に置いておこうと思う。
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