2015年9月2日水曜日

あめりかーぬすクン



 残暑がまだまだ厳しいものの、散歩やイヌの散歩などで(重複)毎日外に出ていると、日々刻々と日照時間が短くなっているのが感じられる頃となりました。そんなうちの周辺では、虫などもセミや大型の鳴くバッタの最盛期がほぼ終わりを迎え、トンボや小型バッタのシーズンに移り変わってきています。特にトンボは結構種類が豊富で日本のギンヤンマやオニヤンマ、シオカラトンボにそっくりなものがこちらにもいるので、外国にいながらどことなく日本の里山の晩夏といった風情を感じることが出来ています。

 昨夜もそんなかんじで暑く湿気た晩だったんですが、夜帰宅して表の照明を付けてみるとアメリカヒキガエルの亜成体がいました。このカエル、たまにまわりでフンを見かけていたのでうちの玄関に住んでいるらしいというのは知っていましたが、実際に見るのは初めてだったのでちょっと嬉しかった。アメリカヒキガエルについては今までにも何度か書いていますが(話題1)(話題2)(話題3)北米・北東海岸の広い地域に住む、なんかムクムクした感じの手のひらサイズのかわいいカエルです。ネットでみると体色にけっこうばらつきがあるようなんですが、うちのまわりで言えば、活発な時期は写真のような明るいオレンジ色になるものが多いです。近隣の地質が明るい色をした粘土質なのが関係あるような気がしています。


 カエルは電気つけてから数秒以内に写真を撮らないと人相(?)がずいぶん変わってしまうので、難しいですね。

新作「ムチムチ!ふくらガエル」で熱演中のあめりかーぬすクン(5ヶ月)。


 こんな調子で「ちょっと右の方向いてみようか」「いいね~!その顔いいよ!」とひとしきり写真をパチパチしまくってから、しかしこのカエルは5月の誕生から苛烈な生存競争をかいくぐってここまで大きくなったいわばスーパー勝ち組個体、人間で言うならば、20代で「西麻布にマンションもってます。あっでも私は住んでないの。投資用なので」とか言っちゃってる女みたいな存在だったと気付き、なぜか一気にヤル気が失せたので(笑)撮影会は終了と相成りました。やっぱりグラビアの被写体はどことなく薄幸感、物質または精神面での貧困の香りがしなくてはダメですねえ。って、一体何の話なのか。